COVID-19療養及び自宅隔離中の労働者の傷病手当について
COVID-19感染状況が複雑に変化して新規感染者数が日々増加し続けていることに伴い、医療施設及び野戦病院は過負荷になって多くの負担が強いられています。
2021年07月14日からベトナム保健省は、無症状及び軽症状の患者(F0)に対して自宅隔離を認めることを正式に実施しました。
自宅隔離は、隔離期間中の良好な状態およびより良い生活条件を作り出しながら医療施設や野戦病院の過負荷を緩和することを目的としています。 ただし、自宅隔離の対象となった労働者は、医療施設や野戦病院で発行される退院証明書や社会保険給付の休暇証明書を受け取ることができません。
自宅隔離となった場合には、労働者が何をすれば良いでしょうか?
社会保険局が傷病手当金の支払いを評価するための証明書は、以下の項目を含みます。
– 患者情報(氏名、生年月日)
– Covid-19感染による隔離・療養の確認
– 自宅隔離・療養期間(開始日、終了日)
それゆえ、Covid-19陽性となったとき、労働者はF0として記録されて具体的なガイダンスを受け入れるために管轄区の医療センターへすぐに通知する必要があります。
自宅隔離の対象となった労働者の場合、14日間の自宅隔離後に労働者は管轄区の医療センターへ行ってCOVID-19の検査をすぐに再度受けなければなりません。
検査結果が陰性であれば労働者はその医療センターから隔離終了証明書が発行されます。
労働者は、傷病手当を受給するために下記の書類を準備して、会社の担当者に提出する必要があります。
– 健康観察・医療検疫隔離期間終了証明書 (医師の署名および区医療センターの印鑑付き)
– 陰性証明書 (医師の署名および区医療センター印鑑付き)
– またはPCR検査結果の陰性証明書 (あれば)